空き家管理のトラブルの例は?空き家の対処方法についても

「空き家の管理のトラブル例について知りたい」
「空き家の対処方法について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
空き家によるトラブルは避けたいですよね。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■トラブル例について

空き家を管理するうえで想定されるトラブル例にはどのようなものがあるのでしょうか。

1つ目は、家の倒壊や火災です。
人の出入りがなくなった家は、想像以上に早く老朽化が進んでしまうのです。
そのため、台風や地震の際に倒壊してしまう恐れがあります。
また、放火のターゲットにもなりやすいのです。

2つ目は、屋根材の飛散です。
これは、災害時に想定されるトラブルです。
この例も、家の老朽化が原因です。

3つ目は、害虫や雑草の繁殖です。
雑草が繁殖することにより、害虫をおびき寄せてしまいます。
また、庭の木の枝が隣人宅にまで伸びてしまうことでトラブルに発展するケースもあります。

4つ目は、ごみの不法投棄などといった犯罪被害です。
空き家には人がいないため、不法投棄などの犯罪被害に遭いやすいです。
知らない間に大量のごみが捨てられてしまっていたというトラブルもあるので注意しましょう。

5つ目は、近隣の不動産価値を下げることです。
荒れた空き家を放置してしまうことで、近隣の不動産価値まで下がってしまいます。
そのため、近隣住民から恨まれたりして、トラブルになってしまうケースもあります。

6つ目は、税金負担の急増です。
特定空き家に指定されることで、税金の額が最大6倍にも跳ね上がります。
固定資産税の優遇措置が適用されなくなってしまうからです。

以上が、トラブルの例についてでした。

■空家の対処方法について

ここまで、トラブルの例について解説しました。
できればこのようなトラブルは避けたいですよね。
そこで続いては、空き家の対処方法について解説します。

まず、売却できそうであれば売却してしまうのが良いですよね。
現金が手元に残ります。
しかし、売却できるか不安という方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合の対処法は2つです。

1つ目は、空き家に利用できる補助金制度を調べることです。
自治体によって、空き家の撤去費用やリフォーム費用への補助金がある地域もあります。

2つ目は、空き家バンクに登録することです。
空き家バンクは自治体が運営しているものです。
売れない場合は空き家バンクへの登録も検討しましょう。

以上が、空き家の対処方法についてでした。

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