以前、某ハウスメーカーのモデルハウスだった住宅が売りとなりました。
場所は小江原ニュータウン。

ガラス格子の玄関が特徴的な何処かどっしりした住宅。

駐車場から玄関までのアプローチが素敵で玄関手前にモッコーバラのアーチが出迎えてくれます。
※モッコーバラはバラ科の植物でトゲがありません（オーナー談）

そのアーチを潜るとガラス格子の玄関が更に出迎えてくれます。
この玄関はどこかホッとする。何故だか分かりませんが安らげます。

玄関入るとすぐ和室の続き間があります。掘りごたつがある部屋と床の間がある部屋。

ところで「なんでこんなに気分が落ち着くんだろう」と不思議な感覚に。
日本人なら自然と誰もが安らぐ「和」がそこにあるからでしょう。

もしかしたらみなさんのおじいちゃん・おばあちゃんの家に行った時の感覚に近い感じではないでしょうか。温もりが自然に伝わってきます。

廊下を通り奥に向うとそこは今までの表情を変えた「広い」リビング。

キッチンから洗面・浴室と動線も良い。

2階に上るとやはり広い寝室と将来二つに分けられよう設計された洋室。
今でこそ子供たちの成長に合わせて間仕切る設計の家が多いが、当時からすると斬新設計だったようです。

この住宅は間の取り方が本当に考えられていると実感します。

一般的に中古住宅を購入される方はリフォームを行う事が多く、また私たちもおススメしています。
ただこの住宅はその必要がないかも知れません。ふんだんに使われた無垢材が温かみを感じます。
無垢材をふんだんに使っている家は逆に年数が経てばたつ程いい感じになります。

落ち着くいい住宅です。

私の感想ですが、この家は人を「迎える家」そして「朗らかにする家」と感じました。